私は長野県土木技術者として公共土木構造物の建造、補修補強を長年行ってきました。工事発注後、施工上の様々な問題が生じましたが、現場に即した実務的な対応がなされない場合も少なからず見受けられました。また、その対応や工法変更にも時間を要したため、受注者は作業員遊休や現場管理経費増などの問題も生じていました。このため、自らの土木の知見を生かして、施工中に発生した問題などについて、第一に現場状況に即した案を、第二に迅速に受注者に提案するため、土木コンサルテイング研究所を設立しました。
コンクリートの運搬打設養生にあっては、施工上のノウハウの衰退により、あばたやひび割れなどの初期欠陥も目立つようになりました。コンクリートのひび割れが発生すると、竣工検査時に受注者の評定点が減ぜられ、次の受注機会が減る可能性があります。また、コンクリートの補修補強でも、補修後の早期劣化や不適切補修事例が散見されています。このため、受注者によるコンクリート施工や補修の相談も随時受け付けます。
土木業界の活性化のために、土木技術者が早期に資格を取得し、1人前の技術者として独り立ちすることが重要だと考えます。これにより、土木で働く人のキャリアアップ、ひいては充実した人生設計に寄与するものと考え、土木関係資格受験対策の場も設けました。仕事を抱えながら試験を受講する技術者には、分かりやすい指導によって少ない時間でも合格するように、勤めてゆきます。上記3つについて、自らの知見と技術力に基づいて、まずは誠意をもって対応することを第一としてコンサルテングを行います。
丁寧な添削を行います。添削時には、問題のとらえ方等、書き方等、及び合計評点を付けて返却します。このため、受講者の解答のどこが悪いのか、また、答案返却時点で合格に達しているのかがわかります。各講座の詳細は下記参照
実地試験(経験記述)添削 2回、20,000円(消費税を含まない)
経験業務添削2回、20,000円(消費税を含まない)
管理技術力2回、20,000円(消費税を含まない)
120,000円(消費税を含まない)
(講義メニュー:現場の工程管理、現場の施工管理、安全管理の背景と実務、コンクリートの初期欠陥、コンクリートの劣化変状、北陸地方のASRとフライアッシュ対策、ひび割れシリーズ編(まだ固まらないコンクリートの品質、供用中のコンクリートの性質①、供用中のコンクリートの性質②)骨材による長野県のASRの現状、法面構造物の維持管理、土砂災害の現状と課題、橋梁補修と耐久性向上、地すべりの調査計画と留意点、道路構造物の調査設計マニュアル、道路築造時の丁張セットの仕方等)
長野県土木部昭和55年入庁
箕輪ダム、浅川ループ橋などの大型構造物を担当
砂防事務所長、建設事務所長などを歴任
現在、新建新聞社、長野県建設業協会などで、災害やコンクリート補修の講師を務め、経験に基づくわかりやすい説明を行っている。
(参考資格)
APECエンジニア(Civil)
技術士(総合監理部門、建設部門)、1級土木施工管理技士、測量士、
RCCM (鋼構造及びコンクリート、土質及び基礎)、砂防急傾斜技術管理者、地質調査技士、ビオトープ管理士、宅地危険度判定士、斜面判定士、
長野県コンクリートアドバイザー、長野県SA及びSB会員外
当研究所では、土木施工管理技士の実地試験(経験記述)の添削を行います。1級(2級)土木施工管理技士添削講座 2回20,000円(消費税を含まない)希望により経験記述の課題設定や作成方法を、面談または電話により指導します。(5,000円/30分程度、面談7,000円/30分程度 いずれも消費税を含まない)仕事時間外の夕方早朝打ち合わせなど、受講者の希望に合わせた面談が可能です
平成30年度から、RCCM受験資格は3年短縮され、大学院修士卒業後5年で、大学卒業後7年で受験できます。また、RCCMは一定のマニュアルに沿った勉強法により、比較的簡単に合格できます。まずは、RCCM資格でコンサルタント技術者になりましょう。ちなみに、RCCM問題は、経験業務(記述式)、管理技術力(記述式)、共通基礎(4択)、業務関連法制度等(4択)、専門技術(4択)に分類でき、このうち経験業務(記述式)と管理技術力(記述式)が合格のために課題となります。このため、当研究所では、経験業務(記述式)と管理技術力(記述式)の論文添削を行います。①経験業務 2回、25,000円(消費税を含まない)②管理技術力 2回、25,000円(同上)上記①②を併せて受講された方は、過去2年分の業務関連法制度等(4択)と専門技術(4択)の問題、正解(解説付き)を無料で差し上げます。また、希望により経験業務の課題設定や作成方法を面談または電話により応談します。(電話5,000円/30分程度1回、面談7,000円/1時間程度 いずれも消費税を含まない)仕事時間外の夕方早朝打ち合わせなど、受講者の希望に合わせた面談が可能です
技術士の筆記試験は、コミュニケーション能力が求められています。筆記試験のコミュニケーションとは、論文回答者から採点者への文章表現にほかなりません。筆記論文採点者は、短時間に多くの論文を添削しなければなりません。1論文10分程度と言われています。そのため、採点者が短時間に理解できるような、わかりやすい文章でなければなりません。このため、読みにくい文章では点数はつきません。(きれいな文字という意味ではありません)また、採点者は、添削効率を上げるために、通読をやめた以後の文章は採点対象から外す可能性もあります。したがって、読みやすい文章で、最後まで読めることが、採点の必要条件です。いくら技術力があっても、表現力が悪い場合には、その技術力は採点者に伝わりません。そのため、文章の書き方、3段論法などを通じた文章の表現力を徹底的に指導添削します。
単に添削するだけでなく、表現力、技術力などを評価した独自の評点表により論文を毎回採点します。これにより、自らの論文が合格点に達しているか、また、どこの評定点が低いかがわかります。また、筆記試験では、一部の科目にAA評価があれば、不合格科目があっても合格する可能性があります。
このため、一定の表現力が付いたら加点についても指導します。
受験中は、一定のモチベーションを保つことが重要です。解答や講座中の疑問点或いは進め方等について、モチベーションを保つために面談等で指導します。